家庭菜園で悩まされる害虫の一つに、「ネキリムシ」がいます。
ネキリムシは、野菜の根元を齧って倒してしまう害虫の総称です。
コガネムシの幼虫やカブラヤガの幼虫がこれに当たります。
コガネムシは根をむしゃむしゃと食べて青枯れさせますが、カブラヤガの場合は夜に土から這い出てきて、根元を齧って土の中に引きずり込み、隠れて食べます。
被害を受けやすい作物
・アブラナ科全般
・人参
・菠薐草
・ネギ類苗
・その他作物全般
何れも、作物がまだ小さいころに被害を受けます。
無肥料栽培、無農薬栽培に拘らないのであれば、農薬には「オルトラン粒剤」、「サンケイ ダイアノジン3」などがあります。
無肥料栽培、無農薬栽培であれば、「米ぬか」を使います。
コガネムシによる食害であれば、土の表層に撒いて軽く土と混ぜておきます。
カブラヤガ等、イモムシ系であれば、ペットボトルを改造して中に米ぬかを入れると、中に入ります。
ペットボトルを切ったものを壁のようにして株を保護するという方法も有ります。有効でしたが、一気に大きくなる時期に此の対策をすると、蒸れて枯れることが有るので注意します。
また、倒された株の周りを指で円を描くように掘ると、幼虫がコロリと出て来ることが有ります。遠くへ追いやるか、可哀想ですが捕殺しましょう。
是非、ネキリムシ対策の参考にしてみてください。
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